ふんわり、軽く、柔らか
和晒仕上げのダブルガーゼ
和晒ガーゼパジャマ PANEMA
角野晒染株式会社
袖を通すと、赤ちゃんの産着のような柔らかい感触。肌触りの優しさは、和晒仕上げならではです。そもそも和晒とは、生機に付着したのりや脂分などの不純物を、漂白して取り除く加工技術。高圧で一気に仕上げる洋晒と比べて、和晒は生地を釡の中で約4日がかりで、じっくりと炊き上げていくので、木綿本来の風合いそのままに仕上がります。また、和晒は生地表面の毛羽をいかした製法なので、ふんわりとした風合いを保っています。この和晒産業が盛んなことで知られるのが、堺市の石津川付近。現在、和晒の加工所は国内では7軒となり、この7軒で全国シェア9割を生産しています。この地域で伝統技術を受け継ぐ角野晒染株式会社では、生地の調達から製品化まで一気通貫で「ガーゼねまき」を作り続けています。
同社が開発した『和晒ガーゼパジャマPANEMA』は、素材に木綿のダブルガーゼを使用し、もちろん和晒仕上げに。しかも「より、ふんわりとした風合いにこだわって、シャトル織機で織った生地を採用しました。柔らかさゆえ、縫製をクリアすることも課題でした」と角野さん。デザインは、おしゃれなカシュクールタイプで、ゆったりとしたシルエットを描くAラインになっています。「前身頃が打ち合わせになっているので、お腹周りがはだけにくいですし、吸水性も良いので、おやすみのときも快適です」。仕事や家事で忙しい女性たちに「お風呂上がりに袖を通す楽しみと、心地よさをお届けしたい」という思いも込められています。現代人のテーマでもある、快眠やリラックスに。また、誕生日や母の日、出産祝いなど、幅広いシーンで展開できるアイテムです。
愛着を生み出す丁寧な手仕事
生地を炊き上げて釜から上げた後は、脱水し、生地と生地を縫ってつなぎ合わせ、乾燥、テンターという工程を経て、晒し加工の完成。袖にあしらったプリント地も、自社のスクリーンプリントで制作しています。
こんな時におすすめ
- 母の日
- 出産祝い
- ごほうび
- 快眠
※掲載情報は事業参加当時のものです。最新情報は各企業に問い合わせください。