農薬や肥料、除草剤などを使わず、自然の生態系に近い環境で作物を育てる自然栽培。自然の恵みを最大限に活かしたこの農法で育てた玄米麹から甘酒を作り、同じく自然栽培で育てた唐辛子、エゴマとともにじっくりと熟成させたのが、小太朗農園の「自然栽培玄米 甘酒コチュジャン」です。唐辛子のしっかりとした辛みの中にも、甘酒が醸し出すマイルドな味わいが特徴。エゴマの香りが食欲を刺激し、ごはんのおともや、お肉の味付けや鍋料理の薬味にもぴったり。韓国料理はもちろん、サラダのドレッシングや麻婆豆腐などに、調味料として幅広く活躍します。原料作りから瓶詰めまで、全ての工程を手作業で行うこだわりのコチュジャンは、大切な方への手土産にもおすすめです。

代表の前田さんが、生まれ故郷の岸和田で自然栽培を始めたのは10年前のこと。荒れ果てた耕作放棄地を一から耕すことからスタートし、手間のかかる自然栽培に悪戦苦闘しながらも徐々に収穫量を増やしていきました。お米や野菜作りから、徐々に農作物を原料にした加工事業にも着手。身近な方に限定し、自家製のお米や麹を使った加工品を販売したところ、口コミで話題を呼び、特に人気の玄米餅は、発売と同時に完売するほど。 小太朗農園が加工品に力を入れる理由は、自然栽培の存在をより多くの消費者に届けるため。食を取り巻く環境が変わる中、特製の加工品をおいしく食べてもらいながら、食の安全や自然栽培の意義を広めるため、日々奮闘しています。