「かかとがズレる」「口ゴムの締め付けがきつ過ぎて、跡がつく」「ほしいサイズが売っていない」など、たくさんのお客様から靴下に対するお声を頂戴しておりました。時代は大量生産・大量消費へと流れて、今。創業当時に掲げていた「人のために尽くす」という志を再度見つめ直し、 お一人お一人の悩みにこたえる靴下の開発に着手。糸の素材、設計、編み方すべて１から考案し、ものづくり企業の技を結集した悩み解決靴下『つつした®』の誕生です。

繊維産業集積の地、大阪府枚方市で１９３３年創業。高度成長時代に同業他社が工場移転や縮小を続ける中、６代目となる中江優子社長は、理想のはき心地を追及するためにアイデアを練ること約６年、オーダーメイドのような靴下「つつした」を開発しました。筒のようなまっすぐな形状は一見靴下？ですが、サイズフリーで長さ調整も自由自在でもちろん、左右もありません。また、靴下を編み込む工程にも工夫しました。それは表地と裏地を反転させること。従来靴下に使われる、綿やシルクなどの天然素材を内側に、伸縮性や丈夫な裏糸を外側に使うことで、履いた時に自然に出るフィット感。足の蒸れやにおいが軽減されたとの嬉しい声が続々届くようになりました。