Made in Japanを貫き、素材調達から製品仕上げまで一貫したモノづくりを手掛ける「アトリエ アイ」は創業50年の婦人プレタアパレルメーカーです。創業以来レースにこだわったエレガントなイメージの洋服を作り続け、ボトムス以外のフルアイテムを 企画しています。今回アトリエ アイが企画したのは自社の強みであるレースを最大限に活かしたポシェット。北摂地域に住む主婦を想定して作られたデザインはエレガントなリゾートをイメージしており、街並みに馴染む華やかで可愛らしいスタイル。旅行や食事などの外出シーンに合わせたシルエットで、幅広い年齢層の女性にお使いいただけます。コンパクトな作りなので、通常のポシェットとしての使い方はもちろん、スマートフォンやタブレットなどの小物入れとしてもお使いいただけます。このポシェットは企画・設計からデザインまで常務の大喜多さんが行っています。大喜多さんは非常に精巧で高い技術力を持つモデリストでもあります。美しさと使い心地を両立させたこのポシェットは大阪発の新しいファッション提案にふさわしいでしょう。

レースポシェットの開発にあたっては、ターゲットとなる顧客像を徹底的に絞り込んでいます。住んでいる地域から家族構成や趣味嗜好に至るまで緻密にペルソナを想定し、ターゲットに支持されうる商品企画を心がけています。ファッションに敏感な女性に訴えかけるためには、感性だけでなく入念なターゲティングが必要です。アトリエ アイが描く顧客像の一つである「北摂のエレガンス」を満たすため、アトリエ アイの製品はすべてに徹底した「作り手の見える製品（日本製）」を貫いており、製造はもちろん のこと、素材から国産にこだわっているとのこと。糸は泉州の糸商から仕入れた和紙とレーヨンの混合糸を用い、織加工は栃木、縫製は自社で行っています。現在繊維製品の国産品が占める割合は3%以下にまで減少しています。こうした状況の中で、アトリエ アイは魅力ある商品を企画することで、安価な製品に押されがちな現状を打破したいと考えています。魅力ある国産製品によってMade in Japanのブランド力を高め、ファッション業界を活性化させるのが目標です。