大阪の下町で親しまれてきたテッチャン鍋をはじめ、大阪ならではのグルメ商品を企画・開発するアドバンス。百貨店やカタログギフトなどで取り扱われるほか、自社で運営するオンラインショップ「崔家の健美鍋」も好評で、その味わいが多くの人に愛されています。「大阪ぐるめすぅぷ肉すい」は、そんな同社が“大阪ならではのストーリーを詰め込んだ商品ができないか”と開発したもの。大阪の芸人さんが「肉うどんのうどん抜きで」と注文して広まったといわれる“肉すい”を、独自のアプローチで作り上げ、完成させました。

レトルトながら化学調味料、保存料、着色料を一切使わずに仕上げたのは、同社の代表を務める柏原さんの“おいしくて体にいいお料理を提供したい”というこだわりから。添加物なしでのレトルト食品開発は苦労の連続でしたが、妥協せずにチャレンジし続け、約半年かけて納得の味わいへとたどり着きました。

牛肉は、国産牛F1ランク以上のバラ肉のみを使用。「お肉の加工段階で脂をカットし、さっとゆがいて余分な脂を落としてから調理しています」との言葉通り、あっさりとした後口が魅力です。国産牛ならではの甘味もスープに溶け込み、鰹と昆布のおだしと相まって胃の隅々までじんわり染み渡ります。

そのまま食べるのはもちろん、刻んだネギを入れたり、豆腐をトッピングしたり、そうめんやうどんを加えて食べても実に美味。これまでも好評だったプレーンに加え、山椒味などのバリエーションを増やして新たに展開していきます。